将来、大人になったときに機能的で美しい顔に成長するためには、正しい舌の位置、正しい鼻呼吸、正しい姿勢、正しい飲み込み方は重要です。

様々なアレルギーで鼻が詰まっていたり、普段の姿勢が悪かったりすると口呼吸になってしまい、結果的に歯並びが悪くなることがあります。

トレーニングを行い、色々な悪いクセを直すことが予防矯正の目的の一つです。

「歯並びの乱れは遺伝だから仕方がない」

このように考えている保護者の方々・・・。とても多いです。

歯並びが悪くなる原因は遺伝ではなく、実は後天的な要素のほうが大きいのです。

中でも、お口まわりの筋機能が正しくはたらかず、あごの発育が悪いまま育ってしまうケースが多くあります。

そのようなケースでは、いくら歯並びだけ整えても、筋機能が正しく治っていなければ、また元に戻ってしまいます。

 

★予防矯正＝「環境的要因の改善」をしていくことにより、成人になってからの矯正治療をより軽度にすますことができます。

幼少期から予防矯正にとり組めば、将来歯並び矯正治療自体を行う必要がなくなる場合も多いです。

 

◎　お子さんに　このような状態はみられませんか？

いくつも候補がありますが、５つ以上当てはまる場合、かなりの危険信号です。

早急にご相談ください。

・口が開いていることが多い。

・外から舌が見えることが多い。

・お口をぽかんとしている。

・姿勢が悪い。

・集中力がない。

・持久力がない。

・発音しにくいことばがある。

・食事中、お口を開けたまま咬んでいる。

・よく咬まずに食べる。

・固い食べ物が苦手。

・食べこぼしが多い。

・水やお茶がないとご飯がたべにくい。

・においをかんじにくい。

・アレルギー体質。

・かぜをひきやすい。

・口臭がある。

・虫歯が多い。

・歯並びが悪い。

 

歯並びの乱れが起こっている子どもの場合、上あごの骨の発育のしかたが悪く

「あごの発育不良」が起きています。

予防矯正を行うことは、悪いまま育ちつつあるあごの生育の改善を促すことを目指しています。

　あごの発育には、頬や舌、唇を含めたお口まわりの筋肉の使い方が大きく影響します。予防矯正で行う筋機能の訓練では、あごの発育不良を改善します。

 

これによって、歯並びの乱れの根本的な改善を目指します。

 

いわば、お口の周りの筋肉の力で「歯並びを整える」方法です。

 

お子さんだけに任せていてはいけません。お子さんのがんばりと、保護者の方々の協力が不可欠です。

そして、保護者の方々の、「見守り」がとても大切です。

 

適切な時期に開始して、お子さんとご家族で一緒に頑張れば、自力であごの成長不良を改善し、歯並びを整えることができるのです。

歯並びの悩みは気になりだすと

以外と深刻なものです。

予防矯正は

決して無駄になるものではないと

吉祥寺壱番館歯科医院では

考えています。

お気軽にご相談ください。