40代は歯の曲がり角・・・⁈

Q.歯の曲がり角はいつ？

10代,20代のころは歯茎の血行も良く、口臭も出にくく、歯が黄ばむことはめったにありません。

しかし、30代,40代になると、紅茶やコーヒー等による着色汚れや歯の表面のエナメル質が薄くなることによって歯が黄ばんで見えるようになります。また、歯茎がやせ始めることでむし歯が再発したり、歯周病が悪化しやすくなります。

 

40代からはより歯のケアが大切！

一般的に40代に差しかかる頃から失う歯の本数が増え、70代半ばでは、半分以上の歯を失うと考えられます。

「歯を失った場合に望む治療法」として入れ歯やブリッジ、そして40代以降はインプラントを望む人が増えます。

予防のためにもぜひ定期健診やクリーニングを活用してください(*´ω｀)

 

歯周病について知っておこうQ＆A

Q.歯周病ってどんな病気？

A.①歯周病は放置すると最終的に歯が抜ける病気である。

　②成人の8割が歯周病にかかっている。

　③自覚症状が少なく気づいていない場合が多い。

　④出血がある場合は歯周病の可能性が高い。

『歯周病は歯が抜ける病気。初期段階では気づいていない人が多く、もし出血があるようなら、その可能性はかなり高い！！』です。

 

歯みがきと食生活で虫歯予防

むし歯を防ぐには砂糖をとりすぎず、上手に歯磨きをすること。

 

奥歯は横みがき！

虫歯に最もなりやすいのは、6歳ごろに生える奥歯の第一大臼歯（六歳臼歯）です。奥歯は磨くにくく、食べかすが溜まりやすいのです。自分よりも年齢が低めの小さいものがおすすめです。生えて間もない六歳臼歯は「横みがき」します。歯ブラシを頬に当てるように横から入れてみがきます。10歳頃までは毎晩、保護者に仕上げ磨きをしてもらうのが望ましいです。小学生は生えかわりが進むので、乳歯の裏から永久歯が出ていないかなど気をつけていてください。12歳ごろには第二大臼歯（十二歳臼歯）が生えてきます。毛先を歯にしっかり当てて、細かくていねいにみがきます。

 

おやつに注意を！

いわゆる「虫歯菌」は口の中にある砂糖を分解して歯垢を形成し、歯垢の中で酸を作って歯をとかします。そもそも砂糖が口に残らないようにすることも大事です。おやつではクッキーや菓子パン、キャラメル、ポテトチップスなどが歯に残りやすく、砂糖が多いスポーツ飲料などおやつの後も飲み続けるのはよくありません。ごはんの時に空腹を感じ、ひと口30回かんでおいしく食べましょう。規則正しい生活は歯の健康にもつながります虫歯は努力で防げるもの。健康を管理する、自立の第一歩です。