＜フッ素を塗ると虫歯予防になるの？＞

歯に対してのフッ化物作用。

1. エナメル質（歯の表面）の耐酸性を向上させる。（エナメル質を酸に溶けにくくする。）

2. エナメル質の再石灰化促進作用

3. 歯質の強化作用（エナメル質の結晶、硬く強いものに変化、フルオロアパタイトの形成作用、虫歯の原因菌に対する耐酸性を高めてくれます。）

 

↪フッ素は虫歯になりにくい歯にしてくれます。子供は歯（乳歯）が生えてきたらフッ素塗布をお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歯科衛生士G.S

 

＜歯の役割ってご存知ですか？＞

毎日使っている歯ですが、食べ物を細かく砕く以外にもたくさんの役割があるのをご存知ですか？

 

歯の役割

• 食べ物をかみ砕く。

• 発音を助ける。

• 表情を作る。

• 身体や姿勢のバランスを保つ。

• 物を噛むこと脳に刺激を与える。

 

歯は毎日の暮らしに様々な役割を担っています。噛み合わせに基本となる大切な奥歯は虫歯になって失いやすい歯でもあります。歯ブラシだけでなくフロスも使って大切にしましょう。

 

＜非常時口内のお手入れ＞

「水がない場合」

☆シュガーレスガム、キシリトールガム

シュガーレスガムをかむことでストレス解消や緊張感を緩和できます。また、唾液をたくさん出す効果があり、その唾液で口を漱ぐことができます。

☆マウスウオッシュ

口を漱ぐことで菌が増えることを防ぐことができます。口の中の状態を考えて刺激の少ないノンアルコール成分のものをお勧めします。

 

「水がある場合」

☆歯ブラシがある

1. 水で濡らしたティッシュペーパーで軽く口を拭く。

2. ２つ水を入れたコップを用意し、水量の少ない方に歯ブラシを入れ濡らす。

3. 歯を磨く。

4. 歯ブラシが汚れたらティッシュを濡らし、ふき取る。そして、水の少ないコップですすぎ汚れを取り除く。最後にもう１つのコップで２回口を漱ぎます。

 

口内炎ができていたり、歯磨きとして出血がある場合うがい薬の薬液を使うと効果的です。うがいができる量の水があり、歯磨き粉をある場合は少しだけ歯磨き粉を使いましょう。

 

☆歯ブラシがない場合

1. 食後に少しの水やお茶でぶくぶく、ガラガラうがいをする。

2. タオル、ハンカチ、ティッシュペーパーで歯の表面をこすりできるだけ汚れを取る。

※口の体操やマッサージをするなどして唾液の分泌を促すことができます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歯科衛生士G.S