プラークとは、歯についている白くねばねばしたもので、細菌の塊です。プラークは食べかすと思われがちですが、実は70~80%は細菌なのです。
実際に顕微鏡で見るとうじゃうじゃ動いています。プラークは口をゆすいだだけでは取れず、しっかり磨き落とせないでいるとむし歯や歯周病の原因になってしまうので、しっかり磨いてお口をきれいに保ちましょう♪
むし歯について
むし歯の原因は?・・・歯の表面についた汚れを歯垢といいます。むし歯はこの歯垢の中にある細菌によって引き起こされる病気です。
◎むし歯の程度と症状
C1 エナメル質がむし歯になっている状態。自覚症状はほとんどありません。
C2 象牙質までむし歯になっている状態。冷たい物や甘い物がしみ始めます。
C3 歯の神経(歯ずい)までむし歯になっている状態。神経が炎症を起こす為に激痛があります。
C4 歯の根の方までむし歯になっている状態。
根の先の方まで進行して、根の先に炎症が生じます。この時にはあまり痛みは生じません。
放っておくと根の先の病気がどんどん大きくなってしまいます。
はじめのうちのむし歯はほとんど自覚症状がありません。定期的に口腔内のチェックを受け、早期発見に努め対処することも大切です!
歯間の汚れを放置すると…?
歯と歯の間は、歯磨きでは落としきれない汚れが溜まりやすい場所。歯間の汚れを放置すると、歯周病やむし歯に罹るスピードが速くなります。
違和感がないからと言って放置するのは歯周病やむし歯のリスクを高めることになります。歯に食べ物のカスが挟まった時はもちろん、歯ブラシの後は歯間ブラシやフロスを使って丁寧に汚れを取り除くことが大切です◎
ちにみに、歯と歯の間にすき間があまりない方は、無理矢理に歯間ブラシを入れると歯茎を痛めてしまうのでフロスを使うことをオススメします!